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2007年05月31日

おなもみ【オナモミ】

おなもみ

ひわい語辞典:オナモミオナモミは、キク科オナモミ属 の草本である。果実に多数の棘(とげ)があるのでよく知られている。ただし、近縁の別種に置き換わっていることもあり、一般には混同されている。

<形態>
オナモミは、大きくても人の背丈程度の1年草である。葉は広くて大きく、丸っぽい三角形に近く、周囲は不揃いなギザギザ(鋸歯)がある。茎はやや茶色みをおび、堅い。全体にざらざらしている。夏になると花を咲かせる。雌雄異花で、雄花は枝の先の方につき、白みをおびたふさふさを束ねたような感じ。雌花は緑色の塊のようなものの先端にわずかに顔を出す。

見かけ上の果実は楕円形で、たくさんの棘をもっている。その姿は、ちょうど魚類のハリセンボンをふぐ提灯にしたものとよく似ている。先端部には特に太い棘が2本ある。もともと、この2本の棘の間に雌花があったものである。


<ひっつき虫>
見かけ上の果実は最初は緑、熟すると灰褐色となり、棘も堅くなる。その前後に根本からはずれる。この棘は防御のためというよりは、動物の毛にからみついて運んでもらうためのものと考えられる。事実、オナモミは強力な”ひっつき虫”であり、その藪を通れば、たいていどんな服でもからみついてくる。特に毛糸などには何重にもからみついてしまう。皮膚に当たっても結構痛い。ただし、他のひっつき虫に比べて大きめなので、はずすのはそれほど難しくない。しかも、大きさと重さが手頃なので、拾って人にぶつけるのに好適で、子供のよいおもちゃになる。ただし、服にぶつけている間はよいが、髪に絡むと、結構はずすのは困難である。


<類似種>
オナモミはアジア大陸原産の帰化植物である。侵入したのはかなり古いものと考えられている。ただし、現在ではオナモミを見ることは少なくなっている。多くの地域では近縁種のオオオナモミ (X. canadense) やイガオナモミ (X. italicum) などの新しい帰化種に取って代わられているからである。また、それら種の繁殖にも波があるようで、オナモミ類全体をさほど見かけない地域もあるようである。帰化植物には侵入して大繁殖しても、次第に廃れたり、種が入れ替わったりといった移ろいが見られるのが、その一つの例である。



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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ちんすこう【ちんすこう】

ちんすこう

ひわい語辞典:ちんすこうちんすこう(金楚、珍楚)は、沖縄県の伝統料理・菓子。
ラードや鶏卵を使ったさくさくした中華風のビスケットのような焼き菓子。沖縄の土産品として有名であり、土産店でも箱詰めにして売っている。

<来歴>
もともとは中国南部で作られていた鶏卵(チーロンコウ)というカステラのような蒸し菓子であったが、沖縄の気候、原料に合わせてアレンジされ、明治時代に現在のような焼き菓子に変わり、素材も米の粉から小麦粉へと変化している。

漢字の「金」や「珍」の字からも分かるように、元来は琉球王国の貴族のみが食べることの出来るものとして珍重されていたとされている。

お馴染みギザギザ型の外見も戦前は楕円形だったが、戦後に米軍食堂向け用クッキー抜型を二次利用することにより編み出されたものらしい。


<ちんすこうショコラ>
チョコレートでコーティングしたものである。コーティングするチョコレートは甘さを抑えている。1996年に宜野湾市のファッションキャンディという業者が考案したものである。

ちんすこうは焼菓子であり、食べるときに欠片がこぼれたり、独特の粉っぽさを持つ欠点があった。ちんすこうショコラはこの欠点をも解消したため、ファッションキャンディだけでなく他業者にも広まり、地元スーパー等にも普通に置かれるようになった。また、現在はホワイトチョコレートなどのちんすこうショコラも発売されている。

沖縄ではポピュラーであるものの、旅行者は伝統的なちんすこうを選ぶ傾向にあるため本土ではあまりなじみがなかったが、沖縄県人の手土産や知花くららがマスコミで紹介したことなどにより、近年になって知名度は上昇しつつある。


<その他の亜種>
ちんすこうショコラの成功により、最近は味のバリエーションが広がる傾向にある。チーズ味、紅芋味、パイナップル味や塩味など、多岐にわたる味のちんすこうが発売されている。

また、戦後の定番である細長い形状にこだわらず、球形のちんすこうなども発売されている。


<レシピ>
ちんすこうは簡単な材料で作ることの出来る焼き菓子であり、自宅で作ることも充分に可能。ここでは簡単な作り方を紹介する。ただしあくまで参考であり、最初は少ない分量で試すことをお薦めする。

大きさにもよるが、分量はおよそ20個分〜

ラード、もしくはショートニング(100g)を常温に戻し、ボウルに入れて薄力粉(200g強)をふるってクリーム状になるまでよく混ぜ合わせる
1に砂糖(上白糖または三温糖100g)を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。この際にダマにならないよう注意する。
整形してオーブン(170℃で15〜17分)で焼く。
通常の砂糖の代わりに黒糖を用いても面白い。また抹茶などを入れると一風変わった味が楽しめる。 風味が重いと感じた場合はラード(ショートニング)と砂糖の量を減らすとよい。



出典: フリー百科事典『:ウィキペディア(Wikipedia)
タグ:ちんすこう
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